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一般社団法人「ニューアグリベース」設立

2021年06月03日

新富町とJA児湯は6月1日、一般社団法人「ニューアグリベース」を共同で設立しました。民間企業と連携したスマート農業の試験・実習用ハウスや農畜産物直売所などを建設し、未来の農業を担う新規就農者の育成・確保を行う予定です。

事業計画では、町内の公有地である「活性化施設予定地」(約8ヘクタール)を活用し、2021年度中に準備を行う計画となっています。建設場所はサッカーチーム・テゲバジャーロ宮崎(J3)の本拠地「ユニリーバスタジアム」の北側で、新富町とその周辺地域で農業を軸に経済の活性化・雇用創出を目指しています。

法人の代表理事には出口敏彦副町長が就任し、町とJAから2人ずつ、法人に職員が出向しています。

同日に同町役場で設立式があり、小嶋崇嗣町長、JAの壹岐浩史組合長ら関係者が出席しました。出口代表理事は挨拶で「後継者がワクワク、ドキドキするような、最終的に収量が向上する農業の実現に貢献したい」と意気込んでいました。

小嶋町長は「時代に求められるニーズに応えるには行政の力だけでは足りない。JAと連携することでさらに発展できると確信している」と期待を寄せ、壹岐組合長は「農業の中核基地として、これから先の時代を見据えた農業を実践・発信する場にしたい」と意欲を示しました。

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