1月11日・12日の2日間、児湯郡市畜連農業協同組合(児湯畜連)では今年最初のセリ市である1月期子牛セリ市が開催されました。11日にはセリ初め式が行われ、本多久巳典会長は冒頭の挨拶で「昨年はコロナ禍に加えて物価の高騰が止まらず嵐のような一年でした。今年は力を併せてこの難局を乗り越える一年にしましょう」と呼びかけました。
セリ始め式には西都・児湯地域の各町長や県選出の国会議員等が出席し、来賓を代表して江藤拓衆議院議員が「現場の声をしっかり国政に届けます。この苦しい状況を共に乗り越えましょう」と挨拶しました。感染症予防のためせんぐまき等は行われませんでしたが、各町の1頭目の牛を購入した購買者にそれぞれ記念品が贈られるなど、活気のあるセリ市となりました。
今回のセリでは雌302頭、去勢391頭が取引され、平均価格は637,452円でした。前回の12月期に比べて5,266円下回っています。